新島(にいじま)は東京から遠く離れた島だけど、実はかつて「ナンパ島」なんて呼ばれたほど若者が出会いを求めて集まった伝説の地なのである。70年代には夏になると都内の男女がこぞって新島に渡り、恋人探しに繰り出したっていうから驚きだよね。今でも夏の新島は海水浴やサーフィンの旅行者で賑わっていて、島全体が開放感あるムードになる。竹芝桟橋からの夜行フェリーに乗った時点で、甲板で飲みながら隣のグループと仲良くなっちゃった…なんて出発前から出会いが始まることもあるくらい。8月には島の盆踊り大会や花火大会もあって、島民も観光客も一緒になって踊り騒ぐのである。もちろんそういうお祭りは絶好の出会いの場。昼間は白い砂浜で一緒にビーチバレーしたり、夜は浜辺でキャンプファイヤーを囲んで語り合ったりと、出会いのチャンスがゴロゴロ転がってる感じだ。実際、僕も友人たちと行ったキャンプ場で隣のグループと意気投合して朝まで飲み明かした経験があります。そんな風にグループでワイワイ楽しむ中で自然と仲良くなれるのが新島の魅力です。島の女性はアウトドアを一緒に楽しめる明るい男性に好印象を持つ傾向がある。サーフィンで一緒に波乗りしたり、地鉈温泉っていう海辺の露天温泉にみんなで浸かったり、島ならではの体験を共有すると一気に距離が縮まる。もちろん、住んでいる人の数は限られているから、オフシーズンなんかはマッチングアプリで島外の出会いも探したりするのである。実際、新島では出会い系アプリを使って旅行で訪れる人と事前に繋がっておくなんてテクニックもある。令和の今では若者はSNSやマッチングアプリで出会いを探すのが定番だからね。小さなコミュニティだから変な立ち回りをすると噂も回りやすいけど、裏を返せば紳士的に接して信頼を得ればどんどん紹介の輪が広がる。新島で出会いを見つけたいなら、夏の開放的な雰囲気を味方に積極的に声をかけてみるのが吉。南国ムード漂う島だから、普段シャイな人も思い切って話しかけてみる価値あり。ちょっと大胆なくらいがちょうどいいのである。